秋、という場所 7

ここさいきんお友達になった友人がいて、

けっこう近所に住んでいるので、

のちほど夕飯いかが?みたいなかんじで、ぱっと集うことが

さいきん愉しいです。ごはんはみんなで食べるとより美味しいのですねえ。

 

頭の中が台本のこと、役の人物のことであれこれ行ったり来たりしている…状態の日々で、

料理をすることで、じぶんの気持ちがフラットになるのがわかります。

この食材でなにをつくろうか考え、イメージして、つくって、いただく。

ぱぱっとありあわせでつくるのも、カーン!とはまるものがつくれたなら、

もう気っ持ちがいいったら!

こころがすぅ〜っと落ち着きます。

 

この日は、人数多め。前日に集うことが決まったので、

イメージも準備する時間もあって、わたしにしてはちょっと凝ったお料理を。

友人もかぼちゃサラダをつくってきてくれて

(アーモンドとレーズン、マスカルポーネ入りで絶品でした)

フォカッチャを持ってきてくれて、シャンパン、ワインを選んできてくれて…

もの凄く豪華な食卓になりました。

夕飯のほんの数時間に、

ぎゅぎゅっと皆それぞれが一日のしめくくりを噛み締めているのです。

料理することに加え、たいせつにしたい ひとときです。

 

 


2014年10月13日