綴ること。

3月の伊勢 進富座にて、「うつろいの標本箱」を観届けてくださった方々が、

私のこのブログ、過去のブログもお読みくださり

なんと、地元のフリーマガジンにリクエストをしてくださったのです。

そんなお声のおかげさまで、「Joinfomag」とのご縁をいただきました。

なんと感謝をお伝えすれば良いのか…

そんな想いも、思いっきり込めて、連載をもつことになりました。

ジョインフォマグは、年に5回発行されている季刊誌です。

「街を “知る” × “感じる”」という想いに共感いたしました。

フリーマガジンなので、お代は頂きません。

お手にとって、出会っていただけましたら嬉しいです。

私の連載は、#9 2017年6月号から、三重 南勢版に掲載されております。

今号の表紙、青柳翔さんが目印です。

 

連載のタイトルは、じつは即決、

ここ何年か前から「日々の ヒ ビ」という言葉が頭の中にあって、

SNSなどで、ここのブログを紹介する際に、使っているテーマです。

ヒ ビ とは、「日々」とも勿論かかっておりますが、「響かせる」という意味や

ひび割れる、ひびが入る、など

ネガティヴな意味合いにとることが多い「ひび」もイメージしています。

たとえ何かに亀裂が入ったとしても、

それでもそこに染み込む想い、もあり、そこからまたはじまるものを感じてゆく。

頭の中で絵を思い描くと、乾ききって、ひびがピリピリっと入った部分に、

水が、するすると染み渡ってゆくかんじ…

日々、善いことだらけだと良いのに、でもそんなことはない日々、

ポジティヴなことだけが全てではないところに、ゆらゆらと面白みもあって。

光と影があるということを、身をもって学んで、痛いくらいに知っている私たちだから。

表裏一体、それでこそ私たちの、兎にも角にも一所懸命な日々、という

そんな「日々のヒ ビ」です。

よって、大切なところに届けたい、前向きな、ひたむきな、意味を込めています。

 

 

寫眞は、四日市ご出身のフォトグラファー 林ユバさん。

三重の同郷ということもあり、一気に意気投合です。

ヘア メイクは伊藤里彩さん。

彼女たちの腕で、ハートで、こんな岡明子もうまれました。

ここのGalleryページにも、随時掲載してゆきます。

ご覧くださいませ。

 

7月2日(日曜日)開催、静岡シネ・ギャラリーでの

「うつろいの標本箱」上映イヴェント *の紹介もしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

そう 日々の中には

善い・良いことだらけではないことは承知しておりますが、

それでもどうかあなたさまの日々が、安全で、健やかに過ごしてゆける

心地の良い日々ですように。

いつも想っています。

感謝を込めて

 

 


2017年06月17日