霜降

※冒頭、一見、マイナスな感じにも見えるような綴り方をしていますので悪しからず。(笑)

最初に宣言しとく。

 

 

はああ

きつかった。

きつかったです、九月、十月と。

なんかもう、ブレイク、でした。ハートが。

きっと高校生の頃の自分に負けないくらいのハートを

幾つになっても持ち続けていて、だけどもう世の不条理もわかるし分別のつく大人だから

きつい。きついんです。

 

だけど、もう大人だから。

ちゃんとしなくちゃいけないから。

 

毎日、自分を放り投げてしまいそうにもなるけれど

ちゃんとしなくちゃ、ね、

哀しむだけかなしんだら、もはや笑えてきた。

そう、そして笑うと、まわりも笑ってくれるしで、

こっちもさらに笑えてくるしで、笑いすぎて今度は泣けてくるしで、

揺蕩う情緒を味わう秋でした。

 

そうこうしてる間に、果実は着実に実って。

 

トーキョーで出会った同郷の友人から、地元の柿をいただいたので

今年も描きました。柿。

 

蜜柑は描きたくならない(食べるのは勿論大好き)のだけれど

柿のオレンジ色は、なぜだか無性に描きたくなるのだ。

どれだけ絵の具を混ぜ合わせても、本物の柿色には程遠いのだけれど。

ま、お遊び、ね。

柿2018

柿2019

 

柿2020   (笑)

 

あいたくてあいたくてくるしくて

(ふるえない、よ)

こういう感情もフルコース、堪能すれば

いいやね。

 

デザートまで食べられるかはわからないけれど。

食後酒ものんじゃおう。

ふふん!

 

ラッキーセヴン!


2020年11月05日