2011年06月のブログ
凛々
すこし前に購入して
初夏くらいから活躍させようと
温存させていたフラットシューズが
やっとお目見え。
ぽこぽことちいさな気泡みたいな生地が涼しい。
フロマージュみたいなふんわり素材と
色がまろやかなベージュだから
まだまだ汚れないように歩こーっとか少々意識して歩いてる。
七月のすぐ手前に佇む。
これから
まだまだまだ
まだまだやれるわ。
すべては
これからかもしれないよ。
言葉にできていない
終わる時はいつも
あっと
言う間
どうしても
思いと
言葉が
ずれて
なかなかうまくいかなかったなとおもう。
いま、前を向いていることのおおきさに
身にしみる
自分にまとわりつく感覚として
ふしぎと自分をしんじられるのだ。
やっと。
夏至
ホンジツは夏至、らしい。
ラジオからの便りで気がついた。
365日のなかでいっちばん、昼の時間が長い日。
今朝、今日の一日を想像したらすごく豊かな心地につつまれた。
そう、ひとり体感したわたしは今日も、いい、と
ふとおもった。
そういうふんわりした瞬間、
珈琲でほっと一息、のような感覚とおんなじ。
何気なくって、そういうあやふやな心地さえもたいせつだとおもう。
しかもまたうれしいニュースも知った。
伊勢市二見町の、二見興玉神社で今朝明け方に行われた『夏至祭』では、
夫婦岩の、岩と岩のあいだから富士山と朝日が重なり合い、
息をのむほどの光景を臨めたらしい。
あいする故郷のそんな話題も、さいこうにうれしい。
またひとつ、やさしくなれる。
OPEN THE DOOR
新宿 紀伊國屋ホールで
扉座の「アトムへの伝言」をあじわう。
ここ滅茶苦茶(わたしが言うな、だけれど)あわただしかったので
このあじわっている数時間は、ほんとうに贅沢な時間だったのだ。
出来ればもう一度、
もう一回、この贅沢なひとときをすごしたいとおもうくらい。
扉座のお芝居って、
おもえばいつもそうだ。
そして今、あじわえてよかった。心底そう思えた。
横内謙介さんと。
扉座の作品は、わたしにとって
いつも節目節目で、重要な存在であることにも
気付いたりして。わたしにとって。
横内さんの作品は、ふしぎな魔力がある。
わたしが23歳のとき
「いとしの儚」で共演させていただいて山中崇史さん。
劇中、突き抜けるお姿と瞳に、今回釘付けになった。
そして六角精児さんの貫禄ったら。
流石であった。
今、あじわえて良かった。ほんとうに。
新宿 紀伊國屋ホールで、今週日曜日まで。
ああ、もう間もなくでありますが
今、あじわうべくして出逢うひとときを、今、是非に。
そして
お芝居を通して
刺激と勇気を与え続けてくださる愛すべき扉座の創立30周年に、
祝福と尊敬の念をこめて
ありがとうございます、
おめでとうございます。
立てば
芍薬を、買って帰りました。
きもちがいがいがしているときは、お花を傍において生活すると
だいぶとしゃっきりするき、がするのです。
そして芍薬を置く為に、テーブルの上を整頓しました。
つまりは
そういうこと、
なのかしら
昨晩はまだ、やわらかそうにふくらんだ蕾が
今朝はこんもりとひらいておりました。
いまも芍薬の在るテーブルで、傍でこれを綴っております。
きょうの曇り空
きょうのわたしにぴったんこ
いいきぶん
だんだんと、
さらけだしてきてる。
明日の「美の壷」
明日19:30からのBSプレミアム『美の壷』
テーマは「紬」(つむぎ)です。
母ママコに、
「紬がしっくりくるようになるなんて、おどろき。AKKOもおとなになったわね、」
なんて言われております。
さすがにすこしくらい
おとなになっていないと、わたしも。
ふだんから見た目がおさなく見られがちなので、すこしくらいは。
わたしのなかの具、からも、
ぎゅぎゅっと進歩とか進化の出汁がすこしずつでも風貌にも(笑)
にじみでているといいのだけれど・・。
纏った瞬間から、すっかり紬のとりこ。
紬の味わいに、魅了されて。
BSプレミアム『美の壷』6/2(木)19:30~
※BSプレミアムだけでなく
NHK総合で再放送もございます。
ホームページで番組情報をご確認ください。
ARIGATO
岡明子