PRAY

踏みしめる地は
ぜんぶつながっていて
当たり前、のことを当たり前と思わない
いつも。
何でも、この世に起きている出来事は
他人事じゃないということ。心底おもう。この世の出来事は、
母なる大地を踏みしめている、わたしたち皆に関わっている。

雄大な、おんなじ大地に生きる、わたしたち。
常にだれかに、何か大きな手助けができなくとも、

ひとの気持ちを、ひとの痛みを
想うことで、考えることで

その思いや涙や感謝は、
じぶんの足で踏みしめるこの地に滲みこみ、

母なる大地を伝って、繋がる。

わたしたちは
繋がって、いきている。

災害に遭われている地域、
被害に遭われた方々のことをおもうと、いてもたってもいられない。

 

月日は日に日に経ち

過去、として話されるけれども、

過去にはならない出来事、過去にしてはいけない出来事、

すべての災害の被災者の方々、心からお見舞申し上げます。

どうかこの踏みしめる地が鎮まり、平穏無事な日々を愛でることができますように。

故郷がなくなっていくことを
誰が望むのだろうか。
自然と共に”生”がある人間は
もっと考えないといけない。

もっともっと生きることを研ぎ澄す。

自分にはなにができるのか考える。


2016年04月23日