独活

刻々と日々をこなしてゆく、日々。

我はまだまだ若い、とはいえ、

砂時計のように時はさらさらと一切止まらず刻み続け

祖母や親の時は、少しでもゆっくりと刻んで欲しいと

ちくちく願うようになってきてしまっている。

何をしているのと心配のお声も耳にして、

私は元気です。こんなことを考えながら。

 

表に出ていなくとも、どこかで誰かと、つくったり交わったり

変化しているようで、変わらず。想いは変わらず。

感謝も変わらず。離れていたって。

 

皆様もどうか健やかに穏やかに、いらっしゃいますように。

 

 

 

あれは春だったのか夏前だったのか

着ていた服なんかでどんな季節だったのか思い出そうとするけど

はっきりと思い出したくない引き出しもあって

一気に心をぐわりと掴まれた

大袈裟に云うと一生分の一瞬。

いつかそんな、ナニか、もあったような、そんな我に痛々しく懐かしく思います。

 

どこでなにが起こるかわからないこの世界はほんとうにドラマティック。

 

独りなんだけどそうじゃないんだよなあ。(みつを風味でしめくくる)いひひ


2023年04月24日