AO

いつからこんなに贅沢な身体になってしまったのか

 

いろんな悦びや美しいものを浴びてしまって

哀しさや侘しさに出くわすと

独りうずくまってしまいたくなるのだ

 

生きるほどに、日に日にうたれ強くはなっているはずなのに

 

どこかの片隅で おかしいほどに ひっそりと

 

それでも時は容赦なく動いているから

どこかで うずくまっているひまなんぞ 無いのだけれど

 

自分をしんじるしかないんだな

 

進むも 止めるも 踏ん張るも