雨粒を手のひらに

こっちは昨日、雨だったよ。

今朝、祖母おゆきさんが受話器ごしに話していました。

おゆきさんとこの雨が、こっちにやってきたようです。

そう思う雨は仲良くなれそうです。

しとしと雨の降るトーキョー、

そんな日はアイロンを引っ張り出して、ハンカチたちのメンテナンスを。

 

鞄の大きさに余裕のある時は、

手を拭く用にするハンカチと、食事の時ひざ掛けにも使えるハンカチ、

二枚を持ち歩きます。

友人のお母様がいつもくださるレース編みが施してあるハンカチ*

今や20枚ちかく頂戴し、主にひざ掛け用にたいせつに持っています。

そして、手ぬぐいも様々なシーンで頂戴することが多いです。

素敵な柄を見つけると自分でもついつい揃えてしまうので、

今日はどれを持ち歩こうか、手ぬぐいも含め、選ぶ楽しみがあります。

手ぬぐいは構造上、ずっと使い込んでいると端っこの糸が出てきたりするので、

端っこが中に来るように折って、簡単に筒状に縫い合わせてみました。

着物の襦袢の半襟をつける時に使う、木綿の糸が家にたくさんあるので、

木綿の糸を使って、ざっとチクチク縫いました。

手でも切れるほどの柔らかな糸です。

これでハンカチとしても、ひざ掛けとしても、もっともっと活躍させられます。

では、縫い合わせてみた手ぬぐいコレクションを

ほんのり披露いたします。

 

ポスターでもお世話になった八朔の日の伊勢のイヴェント*

「外宮さん ゆかたで千人参り」の手ぬぐい、

伊勢 進富座 *の88周年記念の際の手ぬぐい、

お食事中、ひざ掛けにしていると、会話のネタにもなります。

ピアノ柄はモノトーンが使いやすく、首にも巻いたりする手ぬぐい。

ビールやワインの盃の柄もお気に入りの手ぬぐい。

招き猫も、いいことありそうな手ぬぐい。

右下は、なんとバク柄!これもよく持ち歩く手ぬぐいです。

 

おおきな雨粒で、髪や服が濡れた時にも

ささっとハンカチが拭ってくれる。

さぁ鞄に、ポケットに、ひそませよう。

 

足元にお気をつけて、心地の良い週末にいたしましょう。


2017年05月13日