2014年01月のブログ
きもの
「美の壺」* では和服を着させていただく機会が多いのだけれど
そのご縁で、先月から趣味で着付けを学んでいる。
ようやく、というかんじかなあ。
着物、小物は祖母おゆきさんと母ママコから譲ってもらって
自分では草履や足袋を揃えたくらい。あとは浴衣のときの腰紐等を使ったり。
あとは半襟付けも学び中。
クリスマスには薔薇柄の大島紬を着て出かけたし、
すこしづつ日常のなかに、着物に触れ、纏う時間を入れている。
絹に触れていると、すごく心が落ち着く。
そしてお正月には、
ひとりで着付けして出かけたいところがあったのだけれど
なんとすごく時間をかけたのにもかかわらず帯のところで切羽詰まって
頭と身体がこんがらがり…四時間後くらいに約束の時間に間に合わなくなりそうで断念…
いつものワンピースにばばっと着替えて…
脱いだ着物に後ろ髪ひかれながらも出かけたのだった。
着物で伺って、こんな豪華な!おせちをいただいたり
ご一緒に過ごす予定だったのだけれど…くやしいいい。
(着物、リベンジさせてくださいと言った。)
あの*はちみつのお宅
またもや風味のちがうはちみつをいただいた。
着物で来ていたら満腹になってここまで食べられなかったやも…とか
泣く泣く考えてみたりして
お正月明けにさっそく学びに行って
先日は「伊勢志摩ふるさと交流会」があったので
お正月に着れなかった着物を今日こそ、と
教わりながら先生にすごーくきれいに着付けしていただいた。
自分でぴしっと自信をもって着れるようになることも目標だし
着物を着て出かけたい、とおもう機会がこれから増えるといい。
ひとりの全身写真がなかったので雰囲気だけでも…
うししし
主役は
主役は作品のなかだけでいいや
なんて思ったり
食後に
いきなり空気が変わって
バースディソングと拍手とロウソクの炎
超どきどきする瞬間…
いやはや
とてもうれしい、ありがたや…
今年も誕生日ありがとうございます。
1月3日という一日
明けましておめでとうございます。
誕生日ありがとうございます。
父しげぽんと母ママコと兄の兄男、祖母おゆきさんと順々に電話で話して
有り難う とは日頃よく告げるのだけれど、きのうは誕生日ありがとうって
いつもとはちょっとちがう ちょっと照れくさいような御礼を言って
それは夜の話
朝と昼は
土鍋でご飯炊いて思いのほか水が多めで柔らかく炊きあがり、
味噌汁と数の子や明太子、黒豆、きんぴら、ほうれん草をおかずに朝ご飯
食後に小ざさの羊羹、薄く切った一切れとほうじ茶。
洗濯物干してメイクして
あたらしいニットに袖通してお気に入りのスカートはいて、厚手のタイツで防寒
ちょっと埃のかぶったショートブーツをひっぱりだしてきて
近所の神社にお参りしてから、バスで新宿へ繰り出してみた。
みんな考える事はおんなじだね、すうごく賑わっていた。新宿。
ほんのり買い物もして、陶器作家の知人の器の展示も見れたし、
ほどよく疲れたので帰宅、30分うたた寝
そして夕飯…と夜になって。
ほんっとにふつうの、
何気のない、一日だったと感じる反面
決まった予定もなくぷらぷらできたという
すごく貴重な一日だった。
嫌なことは見当たらず、たのしかった。
とかそんなことを
祖母おゆきさんと話していて、
中にはたのしくない日も仰山あるのに
たのしかっただけの日ってすごいね、それはそれですごくいい日だねと。
それを ふつうの日 とさらりと総称した自分がちょっとおそろしくなった。
ああ感謝。この世にわたし、として居られるからこそ
いろんなことを考え、想い、放ち、欲がどんどん沸いてくる。
誕生日はありがとうだ。
わたしが他人におめでとう!と祝うように
他人からおめでとう!とお言葉をいただくこと、
うれしい。と素直におもった誕生日だった。
思い出したり気に留めていただけることの有り難さ。
わたしに当てはめたら たった数十年、だけど
わたしに脈々とながれるながいながい歴史とたくさんの命という誕生日、
誕生日はありがとうだ。
そう考えると誕生日という毎年の節目は
こんなパッションをわすれないためにある。
きっと本当はまいにちが誕生日であって。
溶けそうなほどの熱さもあるのだけれど
しずかにしずかに力漲るこころの奥底。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
おもいっきり、活きるぞー!
ハツヒノデ