2018年02月のブログ
気更来
あと一週間か… 如月。
来月には新しいお知らせができると良いのですが。
生きていられること、故郷があること、健康なこと、
美味しいものが食べられること、心の底から笑えること、
書き連ねればまだまだある、
こんなにしあわせなことがあるのに
私は溜まってたまって、詰まっているのです。
誰しもが言わずもがな抱えていることなのでしょうか
小学生の時、中学生の時、ふんだんに想像した
20代の自分、30代の自分、
想像なんて的外れ
全く違うのはなぜなのでしょう
それでも歩み続ける
まだとことん自分を信じているのです。
だからどうか
どこかでちゃんと重なり合えますように。
そんなものを私からも生みだせますように。
ひふみ
富山の白エビをお刺身でもいただき、
一度やってみたかった「白エビかき揚げ」も自宅で挑戦してみました。
掘り立てのニンジンをたくさん頂戴したので、サラダでもいただき、
白エビとともに、かき揚げにしてみました。
これが美味しくて…
白エビがなくとも、連日、ニンジンのかけ揚げを作ってしまうのです。
鶏の唐揚げは頻繁に作っていて、鯵もフライにするし、
勝ちたい!時はゲン担ぎ+食べたいから!とんかつも揚げるし、
揚げ物は抵抗なくやっておりますが
今までかき揚げはレパートリーになかったので、ちょっと新鮮な揚げ物、体験です。
甘じょっぱいタレを隣のフライパンで仕込んで、かき揚げ丼もやってみました。
ううう、美味しくないわけがありません!
かけ揚げは、塩で。
故郷、伊勢の二見 岩戸の焼塩でいただきます。
こえてゆく
年末に、富山のお方より、蟹を頂戴いたしました。
誠にありがとうございます。
グリルで軽く炙って、焼きガニにして、いただきました。
真っ赤な甲羅に焼き色がこんがりと芳ばしく、香りも馨しく部屋中に広がりました。
もはやもうこの香りだけでも、ちょいと一杯いけるわっ♪
というような有り難い2017年の締めくくりでした。
味噌まで全て、爪の先まで全て、感謝していただいたらさらに、殻で、ブイヤベースを。
コトコト、もはや出る味がなくなるまでに出汁を抽出、
最後の一滴まで
丸ごと!御馳走様でした。
そう、先日の富山ではこの、いただいた蟹の競りも見学することができました。
新湊漁港に、揚がったばかりの裏返しに並んだベニズワイ蟹がずらり!
勢いよく競られた蟹たちが、それぞれのお店に運ばれてゆきます。
そして、私が年末に頂戴した「安吉水産」さんへ、追いかけるように伺いました。
お願いを申し出て、私も見学していた競ったばかりの蟹を、お店で茹でているところを見せていただき、その場で食べさせていただきました。
発泡スチロールのケースの上で、食べ方を教わりながらホフホフ湯気をたてながら立ち食いを敢行。
かぶりつきながら外を向けば、この蟹が居たであろう海と雪景色。
ありがたきしあわせ、命をいただくということを、またもや深く実感したのでした。
翌日は富美菊酒造様に伺い、蔵の見学をさせていただきました。
おいそがしい中、快くご案内してくださった女将さま、感謝を申し上げます。
私ごときで数日パタパタっといそがしくなると、
顕微鏡で見ているように目の前の一つのことしか考えられなくなってしまうけれど
望遠鏡で見る心もなくしてはいけないとつくづく思う。
食べることから学ぶこと
私がいただくまでに、
たくさんの命が関わっているということ、
では私はその命の恩恵を受けて、何ができているのだろう、
この命の在り方を、使い方を、もっと考えて行かなければと
肥えながらも、ひゅっと身が引き締まる思いなのです。
かがやき
一月の終わりころ、東京駅から
かがやきに飛び乗って富山へ行っておりました。
はじめていただいたブラックラーメン。
お店のテーブルに「煮干し酢」というものが置いてあって、
煮干しがプカプカ浸っているお酢に、ついつい目が行きました。
汁なしラーメンなどに、後半「煮干し酢」を入れて
味の変化を楽しむそうです。
スタンダードなラーメンを注文したので「煮干し酢」は入れませんでしたが、
帰宅しても気になって、自分で作ってみることにしました。
お酢と煮干し、こんな感じになりました。
もうすでに煮干しから、出汁がシューっと湧き出ている雰囲気…!
というわけで、この「自家製 煮干し酢」で
大好物の餃子をいただきます。今回は珍しく羽根つきに焼いてみました。
あ、なんだか…お酢が、まろやかです!
とんがった酸味が、丸みが帯びたような風情に変化しています。
作り方があっているのかわかりませんが、
お酢に煮干しを漬けるだけ。これは良いかもしれません!
おすすめです。お酢、だけに。