2020年08月のブログ

滴り

大切にしているものほど

ものほど

壊してしまうのや

 

 

昨年、伊勢丹で個展をされた際に購入した

菱田賢治さん*のお盆。

 

私がお盆を手に入れる、ことになるまでに

菱田さんとの会話の中で

「最近の若い方は、配膳の際、お茶碗とかなんでも

手でそのまま持って運んでるでしょ?それって格好悪い。」

そんな会話から、私は決めたの。

お盆を使おうと。そして手に入れるならば、

お教えくださった菱田さんのお盆にしようと。

 

それを壊してしまった。

 

そして直していただきました。

大切に、たくさん使います。

 

2020年08月30日

撫子

ぽっかり

心臓や肺や肝臓や胃が

なあんにも入っていないみたいに

がらんどう、な己だった。

 

こういう感覚って、たった三十ウン年の中で、何度かあるもんだけれど

毎度、耐えがたく、打ちひしがれる思いだ。

 

にしても

己よ、大人になったなあと感じるのは、

悶々弱すぎるんだけど、そこからの這い上がり方よ。見よ。

線路に身を投げたいとかも過ぎらなくもないよ、私だって。

だけど投げない。投げてたまるか。

誰が私のことを馬鹿にするのや、私だって馬鹿者なりに懸命にいきているのや。

そんなの許しがたいよ。

 

許すけど。ゆるすけど〜。

 

一つ、待っていたことの結論も出て

それが一つ、深呼吸になった。

 

夏、でした。

 

年始を過ぎたら、忘れてた

そういえば年女でチュー

だからと言ってアレなんだけれど

佳い年にする、って思ったことは忘れてない。

 

2020、夏、でした。

 

2020年08月28日

初嵐

ちょっとびっくり

ちょっとどころじゃなくびっくり

 

 

こんなに美味しいと思えるラーメン、

久しぶりに食べた!

 

醤油は、老舗の和菓子屋さんのお菓子のような焦がし醤油。

味噌は、ヌーヴェルキュイジーヌから影響を受けた、

ヌエナコシナヴァスカを思わせるバスク料理みたい。

 

で、店名よ。

最高す。

 

2020年08月26日

溝萩

肩の力が抜けると

あら不思議

涙が頬を伝うのよ

ほどけてくかんじ

するするするっと

 

 

同い年トークに花が咲いた

家で超絶リラックス

のみsugita

 

2020年08月24日

懸煙草

歩を進めていないのではないか?と思うほどに

こんなにも牛歩な日々だのに

なんかどこかひっじょーに、いき急いでいるような、感覚にもなるのだ。

ざわつくよ、落ち着かないよ、心身。

温度と湿度の管理も非常にムズカシイんだ。

 

ねえみんなどうしてる?元気にしてる?機嫌よく過ごしてる?

 

 

父しげぽん作のトマト(赤・黄)と、

ハイ、新たにオリーヴ入りました。あと、にんにくと青唐辛子。

いいね 綺麗だね 味もなかなか 美味しいよ

 

 

カツレツもあったりして

そう カツ 元気だしてこ

 

今宵はのりえだ。へい らっしゃい。

あ〜今からきゅうり漬けても間に合わないな。

昨晩寝る前にぬかに漬けとくべきだった。(ひとりごと)

きゅうりはパリポリそのまま囓ろうかね。

 

 

雨が急に降り出して

暗闇にピカリと雷が存在感示して

洗濯物取り込まなくちゃあって

手ぬぐいを頭上にさっと広げてパタパタと小走りで。

そんな日に限って足元はサンダルで。帰宅まで親指がまず湿って。

 

ほうら 日常は非常にロマンチックじゃん って、ね。

ねー。

2020年08月23日

あっつつつ、

実家の庭の寒暖計、41度を計測したってよ。

母ママコから写真が送られてきて、寒暖計が壊れているのかと思った。

いや昨今はいろんな場所でこれくらい観測されているってニュースで言ってたか。

無心で、川にドボン、て入りたい。そんな感じ。

今朝は首筋につ〜っと伝う汗の感覚と、ツクツクボウシの声で目覚めた。

 

 

スモークさせた鯖と梅干し。マスタードとミョウガを添えて。

 

冬はくるのかな?

 

今日は髪をととのえる。

2020年08月21日

空蝉

話したいことは頭の中にあるのに

心にまだ降りてきてなくって

まだ言葉として発せない感じ。

発してしまえば次々と言葉になって紡ぎ出せるのだろうけれど

どうも顔色や空気感をみてしまってまだ発せられないんや。

 

 

縁って、頑張って踏ん張って引き寄せるものではないのだろう。

そう思うから

どうなることやら。どうしたいのやら。

 

 

夏の一皿一皿って、ほんっとに美味。滋養。

 

2020年08月17日

盆波

ひいん、

戻ってきちゃった、

友人Aへの暑中見舞い。

そうだそうだ新たな住所に送らないと駄目なんだった。

んで里帰りということで岡山のご住所へ送るということになった。

お気に入りのハガキだったもんで、これも見てほしくってこのまま封筒に入れ直した。

ってつらつら何を綴っているのや。

どうか元気な赤ちゃんを。あなたは私たちの希望だよ。

いつも大切に想っています。

 

電車内で、座っていたら

目の前に立つ女の子の眼鏡姿がとても可愛くて、つい見つめちゃった。

で、その子が眼鏡のレンズを通してじーっと読み耽る本が気になって

タイトルを覚えちゃった。

古本屋で探しちゃった。

 

古本でさ、面白いのって、

こんな覚書のメモが思いがけずあったりすること。

「Yasukoさん」、

巡りめぐって、私の元にやってきたよ!

パスタ(フレッシュトマトの)をすすりながら

お行儀悪く、読み始めた。

背表紙にある林真理子さんの解説も興味深い。

 

2020年08月14日

駒繋

熱帯夜や…

Tシャツもすぐに汗でびっしょり、暑くて眠れない…

皆さんどうしているんやろ…

 

んなのに、私は冬に着るニットが欲しい。

んなことを考えながら目覚まし時計が鳴る遥か前に起床。

 

これからどんな冬になっていくんやろうか。いやはや私はニットが欲しい。

どんな?それを考えている。暑い熱い今から、思いを馳せている。

 

 

昨晩は、久しぶりにギャラ等の交渉をした。

交渉、と云うか、確認、かな。(普段自分でやることはほぼないんだけど)

今のこの状況下でも、オファーがあるのは有難いのだけれど

なんか曖昧なまま話がゆるゆるゆるっと進んで行くことに今回は特に違和感があった。

先方の状況もわかる、だけど、こちらにも役を造り手としての確認や要望もある。

互いに信頼関係がないと、ともにものづくりはできないものね、

そういった意味でも意思は伝え、耳を傾け、確認しあったことは重要なことだったろうと思う。

と、思う。

今後どうなるかわからないけれども。

んなわけで疲労感もありぐったり、やっぱり汗びっしょりな夜でござんした。

それでも早く目が覚める。お風呂掃除して湯船に浸かろうかな、朝風呂!

 

写真は、全く昨晩のものではないけれども、

絶対この人(シェフ)、お料理に対する変態だっ、てゾクゾクするほど

かっこよかった時のもの。あ、今使った変態、っていい意味ですよ、最上級の意味合い。

どんな分野でも一線を画す才能は自らの興味と行動と努力と経験、自信なのだと思ったりする。

その魅力とセンスは他人にも渡り、甘美さと威厳に繋がり、この世を彩るんだ。

かっこよすぎる。私も自分の分野で、思い切り変態になりたい。

 

 

2020年08月12日

万緑

八月に入ってからもなかなかにバタバタとしている。パタパタと。

あっ、という間に一週間が経ってしまうんだ。

不特定多数、の人が集まる場所に行くわけでもなく

実家に帰るでもなく、だけど

友人とはちゃんと約束して会ったり、とか。

一対一で会うと、話もしっかりするから、ちょっとクタクタになるんだけど。

てことは相手もそうだよね。

笑ってまたすぐにねってバイバイ。

ありがとうだよ。

 

このカプレーゼの組み合わせって完璧だよね、という話にもなった。

誰が考えたんだろう。天才。

 

2020年08月11日

秋立つ

残暑お見舞い申し上げます

 

枝豆(毎度、塩梅がむずかしい。)

 

とうもろこしのかき揚げ(ゴールドラッシュでやってみた)

 

メロン(と白ワインとビール!)

 

いいですよねえ、

旬のものたち。心身が欲している感じ。たちまち元気になる。

大好き。

 

 

2020年08月10日

夏ばて

こんにちは、葉月。Hello August.

 

セミが、殻から脱皮するところを見かけた。

あの子が鳴いている。

 

 

今年も届けていただきました。

ぱりぱりとまとでお馴染み、伊勢の

「こだわりのトマトとメロン作り谷口」さんの、とろとろめろん。

こちらは、わたし専用のメロン。なんて贅沢なの。

まだ実が小さな小さなうちに表面に傷をつけて名前をつけてくださったもの。

こんなに立派にたわわに育ってわたしの元へ。

もったいなくって切れない、食べられない、

そんな風に思いながらも入刀、頬張る。毎年美味しくいただいております。

谷口順吾さんゆかりさんいつもありがとうございます。

 

 

思い返せば毎年

ついつい生ハムメロンもやって味わい尽くしてしまう。

 

 

 

そうだあの方にとろとろめろんのギフトを贈ろう。

 

 

2020年08月05日

日向水

 

そうだな、誰もが「綺麗に」お別れするコツ、なんて、ないと思うのだけども

「秘訣は、」なんて隅々まで問われると、しっかりと考えてしまい、今思うことは

「愛があるうちにお別れすること」、なのだろうと思う。

綺麗、とか、愛、とか、ひとそれぞれだけれども。

 

男女で、そもそも大きく違いがあるし

そこに物質的な何かが絡んでくるとなったら話は別だけども。

 

愛がなくなってしまったら、なかなかお別れできなかったりするんだと思う。

愛があるうちに、切ないうちに、決断できたら

それは愛で終わるんだと思ったりもする。

「綺麗事」と言われようとも、実際、客観的にみるとそうじゃないのかな?

む。永遠のテーマか。

つづけて行けたらいいし、別離なんてないことに越したことはないのだけど。

 

乗り越えて行く己は、よわくてつよい。

 

 

 

 

ステークフリットの旨さは勿論の事

北あかりを素揚げしたポテトも最高だった。

 

 

2020年08月04日