2013年10月のブログ
great lady
とつぜんお邪魔したお宅で
ビールのおつまみにと出してくださった
香ばしいかりかりのアーモンドと銀紙にくるまれたチョコレート
別の日にこういうふうに出したら「銀座のクラブででてくるやつみたい」
と言う人がいたそうだ (そうなんだ…くふふ)
音色の隅々まで響き渡る上質なスピーカーから
クラシックが流れて
すっかり雨もあがって
優雅な夜のひととき
趣味のひとつが麻雀で
わたしも覚えてまたここへ来ますと言った
くりごはん
祖母おゆきさんが送ってくれた
裏庭で拾った栗で
栗ごはん。
炊いて平らげるのはあっという間で
その前に、剥くのが…ああ大変…
指を切るかと思った。何度も剥くのをもうやめようかと思った。
しかし剥き遂げ炊いた栗ごはん。
新米のミルキークイーンとともに炊き上げました。
し・あ・わ・せ のあじ。
わたしの親指ふたつぶん…くらいのおおきさ。
おかあさん
あまちゃん総集編に泣いてしまう鉄道記念日(10/14)の朝…。
母と子の姿、これが ほんとう に近いと思う。
アキと春子、春子と夏ばっぱ、親子 ってこういうことなんだよなあと
思わず胸が熱くなる。
春子がアキを認めるシーン、怒るシーン、叩きもするシーン、
いくら大人なっても親子という関係はかわらない春子と夏の、互いの胸の内…
普通はこうでしょう。こういうもん…こんなもん。
有り難く、しょうがなく、親子。
血の繋がった他人、色々あって、ふつう 。
朝ドラあまちゃんのおもしろさってこういうところもだろうな。
おおまさり
先日、実家に帰った時に兄・兄男(あにお と読みますそのまんま)が
千葉県産の落花生「大まさり」を持ってきてくれました。
大きな鍋で、ぐつぐつ塩ゆで。
大まさり。まさに大きい。
一般的な落花生とくらべてみました。
ということは
実も大きい。
味は、栗に似ていると感じました。
栗よりもしっとりオイリー、ぽくぽくで甘い。
茹でた栗を半分に切ってスプーンですくって食べたあの栗の味みたい。
おつまみにも最高の逸品でした。
兄男にはいつも美味しい食材を教えてもらっています。
ありがとう おにいちゃん!
Autumn Honey
あちっ あちちちち、
数ヶ月前の、愉しかった夏を思い出す暑さ…
しかし暑いだけでないのがいい。そよっと風が爽やかで心地が良いなあ。
運動会日和。
昨晩、お宅に招いてくださったご夫婦が、お孫さんたちが明日運動会とおっしゃっていた。
賑やかなムードが風に乗ってきこえてくる。
そのイメージだけで、ひとり青空の下、美味しくおにぎり頬張れる…。
ご夫妻から、自家製はちみつを頂戴した。
お宅の屋上で、
なんと養蜂されているとのこと。ハッチを飼っていらっしゃる!!!
一口なめてみたら、お花のフレーバーが口一杯にひろがる…
「2013 JULY」
7月…なんのお花の香りだろう。
ふこふこのホットケーキを焼いて、このはちみつをかけたら
すごいことになりそう。
ホットケーキも悦びそう。
遷御の儀
故郷、伊勢の神宮にて、
10月5日に外宮で行われた遷御の儀に参拝させていただきました。
豊受大神宮(外宮)は、
豊受大神(とようけのおおみかみ)という神様が祭られています。
皇大神宮(内宮)のご祭神 天照大神(あまてらすおおみかみ)の御饌(みけ)の神といわれ、
つまり天照大神の食事の神様、衣食住にかかわる諸産業の守護神とされています。
20時、夜の闇の中、鳥の声、雅楽の調べが静かに響き、
ご神体があたらな正殿にうつられる時、
その瞬間だけ、霧のような雨が微かに降りそそぎました。
食の神様、実りの雨…五穀豊穣の祈りだと思わずにはいられませんでした。
20年経った正殿が旧正殿になった時、扉がぎーぃっと閉まる音が印象的でした。
これがすべて、浄闇(じょうあん)といわれる暗闇のなか行われ、
すべてがあまりみえない状況なのです。
わたしの席からはほぼ何もみえない状況。
みえないから神経がさらに研ぎすまされて、裸になるかんじでした。
音からの想像と、そこに漂う空気と、その歴史的瞬間に立ち会った方々みんなの緊張感、
息をのむような、震える感覚が連鎖して行く感じ。それを肌で感じるような。
ものすごく神秘的で貴重な体感、体験をさせていただきました。
翌朝、早起きして
さっそく外宮さんへ行き、あたらしいお宮にお参りをしました。
今回この「遷御の儀」の機会があったので、
岡家、家族四人が久しぶりに伊勢で元気に集まることができました。
感謝の気持ちしかありません。
ありがとうございます。